Taeka Beppu:パブリックスピーチを見つめて

パブリックスピーチを見つめて

 
参考文献:『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』ヤマザキマリ,養老孟司 文藝春秋
それまでは保守的で固く閉じていた自分の扉を、無理矢理こじ開けられてしまうんです。逆の捉え方で言えば、自分の意識で封じてきたものが、外部の世界に適応しなきゃならなくなったときに外に出てこざるを得なくなる。
− 初めて民衆運動に参加した時に感じたことを代弁している一説。頭の中にある先入観でがんじがらめになっていたが、一歩足を踏み入れると蓋をしていた感覚が込み上げる。気がついたら見知らぬ人とともにリズムを刻み、声を張り上げている自分がいた。
「強い思いを抱いて生きる人々」に惹かれ、偶然思い浮かんだ民衆運動を舞台にしました。その場に飛び込んでみると、初めての経験の連続。遠く感じていた世界が、実は日常の一部だったことに気付かされました。この展示は複数の民衆運動に参加して得た学びの旅路を綴ったものです。