坪井 美沙樹:繋がりを求め、辿り着いたドイツ東部のBio農場

繋がりを求め、辿り着いたドイツ東部のBio農場

 
参考文献:河合信晴『物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折』中公新書 「壁の向こうは恐怖に満ちた監視社会だったか-。」という帯に惹かれて目を通しました。農場のご夫婦は自分たちを「DDR(東ドイツ)の出身」と説明し、「DDRでは~…」と時々、思い出を聞かせてくれました。DDRに対して、批判的な話よりもむしろ肯定的な印象を受ける話も多く、その背景を知りたくなりました。
夫婦2人で農業を営むドイツ人のお宅に通い詰めた記録です。ドイツ人は「休む」が上手…そんなイメージから、ドイツ人の休み方を知りたくて、一緒に生活できる場を求めて農場に辿り着きました。しかし、全然「休んでいる」様には見えず…。目的はさておき、私も1労働力として農場での暮らしに参与してみた中で、感じた/発見したあれこれを一度テーブルに並べてみたいと思います!